九州コミティア8 振り返り会

 2024年3月10日の九州コミティア8にお越しいただいた方々、ありがとうございました!
 毎回恒例の振り返りもとい反省会記事です。

短編集(初・小説)

お品書き〜

 今回、初めて小説を出しました!

 小説を出した背景として、九コミにおいて、ゲームジャンルはとてもサークル数が少なく、ゲームであることで手に取られにくいのではという懸念が毎回ありました。また本と違ってゲームはすぐにプレイできない、ブラウザ版で遊ぶとしてもデータ容量やアクセスの手間など、楽しむまでのハードルが高いという問題もあります。

 そこでうちの作品を気軽に楽しんでもらうためには、イベントに合わせて形態を変えてもいいのでは?と思い、開催1カ月前に書籍化を決定!(ハードスケジュール)

 内容は、これまで出した2作品+書き下ろし2話ですが、既存作品もゲーム特有の画面と音楽がないことをふまえると加筆修正は避けられず、特にニコランは手を入れまくりました……。

 元々無料で公開されているゲームを収録するため、値段の付け方にはかなり悩みました。本来無料で出すべきですが、印刷代を考えるとそうもいかず……。そのため、書き下ろしを2話収録し、ニコランに関しては新たにシーンを加筆しています。
 これ含めて500円で納得していただければ……!これでもページ数的には、他のサークルさんより低めの価格設定になっています。

 内容については本館記事(Ci-en)で詳しく書いてます〜!

当日のおはなし

新幹線のチケットを買ったつもりが

 えー、JR九州には小倉と博多の往復+構内アミュプラザで使える買い物券がついた、お得なセット券がございまして。
 新幹線にしようかな、電車にすっかなーと悩んでた時に、「そういえばこの前知り合いと小倉行ったときにあんなセット券があったな!お、この値段で新幹線とお買い物券はお得じゃん?」と前日にネット予約して、るんるんで新幹線窓口に行きましたとさ。

駅員さん「これ、新幹線のチケットではないですね?」
らんぴ「え、電車ですか?」
駅員さん「電車ですね」

 博多から小倉まで、新幹線では15分。在来線電車では1時間30分。コンビニでフリーペーパー印刷しなきゃいけない。昼ごはんも買いたい。
 乗車までのわずかな時間で博多駅内のコンビニを探し回り、フリペを印刷してたらまさかの紙切れ。ほぼ印刷できずに電車に乗車。
 電車内でコピー機のある小倉駅のコンビニを検索し、降車後急いで印刷して昼ごはんを買い、開場15分前に会場到着して、バタバタで設営しました。

 よかった!パン屋寄るために早めに家出といて!パン屋寄れなかったけど!

 みなさまもお気をつけください。小倉・博多往復+アミュプラザ買い物券は、在来線です

人口密度が高かったことで

 コロナ禍以降、九コミはサークル数を減らしておりましたが、今回から以前の通りに戻りまして。ブースに着いてびっくり。みっちみち。

「わあ……昔はこんなに狭かったんだあ……(遠い目)」

 頒布数はそんなに多くなかったですが、だいぶみっちみちに設営しました。次回からはもっと工夫します。

※先述の通りバタバタだったため、設営の様子は撮れませんでした。

 隣のサークルさんとの距離が狭かったことで、「ヤバい、埋もれそう」という危機感に終始挟まれました。周囲のクオリティが高かったから余計に。おかげで人はたくさん通ったので、声がけは頑張ったんですが、厳しかった……。

反省点

今回の反省点をざっくり言うと、見てくれる参加者さんの足をなかなか止められなかったことだね

特に前半は人の流れが早かったもんね。
要因はいくつかあったんだよね?
ブースに色がなかったとか。

短編集をコストダウンのために白黒表紙にしたんだけど、フリーペーパーも白黒だったから、全体的に色がないブースだなって、設営して気づいたよ…………。
フリペに載せていた作品紹介をブースにも掲示した方が、足も止めやすかったし色味的にもよかったな。

そういえば、いつもパソコンやiPadでゲームのプレイ画面流してたけど、途中でHPのアイキャッチスライダーに変えてたね?

うん。なかなか人の足を止められなくて、ふと気づいたんだ。
そもそもノベルゲームはじっくり画面を見ないと伝わらないから、プレイ画面を流しても効果がないんじゃ?って。

あなた、そのスタイルで数年やってきたよね?

 開幕直後から反省点ばかりでしたが、改善点だと思えば次回へのモチベも上がります。

 頒布数としては前回同様厳しい結果でしたが、フリペや、特に短編集は1部だろうが2部だろうが、数関係なく手に取っていただけたことがとても嬉しく、作った甲斐があったー!と思いました。
 普段ネットだけではつながりのない方に手に取っていただけることや、たくさんのサークルに囲まれることは、活動の燃料になるなあと参加するたびに思います。

 お越しいただいた方々、スタッフの方々、本当にありがとうございました!次回こそはゲームの新作を持っていきます!

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